活気に満ちたさまざまな祈りの場
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ワット・プラユラウォンサーワート・ウォラウィハーン
24 Prajadhipok Rd, Wat Kanlaya, Thonburi, Bangkok
19世紀に建立されたワット・プラユラウォンサーワート・ウォラウィハーン(通称「ワット・プラユーン」)は、さまざまな民族の歴史的な人物や行事を祀る、トンブリー地区有数の知名度を誇る仏教寺院。ユネスコのアジア太平洋文化遺産保全賞を受賞している見事な仏塔は、スリランカから運ばれた仏陀の遺品が安置されているスリランカ様式の建築物です。岩石を配置したのどかで緑豊かな庭園「カオ・モー」には、ヒンズー教やジャイナ教、仏教神話の宇宙観の中心と考えられているメール山(須弥山)が象られています。また、境内にある3門の大砲のモニュメントは、タイで活動していた米国人宣教師ダン・ビーチ・ブラッドリーを記念するものです。
グーワティン・イスラム・モスク
56 Somdet Chao Phraya Road, Klong San Bangkok
リバーフロントのワット・プラユーン近くにあるこの寺院は、インド・イスラム建築様式で建立されたという点で、バンコクのモスクのなかでも異彩を放つ存在です。この寺院をラーマ4世の治世に建てたインドの有力貿易商ナナ家の子孫は、今もバンコクのムスリムコミュニティ有数の後ろ盾であり続けています。モスクの外には川から見える高いミナレット(塔)があり、内部には緑色と金色のアーチモチーフで装飾が施されています。
プリンセス・マザー・メモリアル・パーク
Somdet Chao Phraya Rd Alley 3, Khlong San, Bangkok
グーワティン・イスラム・モスクから歩いてすぐの場所にある美しい緑地。地域住民が散歩やサッカー、朝の太極拳を楽しむ、緑豊かなオアシスです。タイのプミポン元国王が、恵まれないコミュニティに対してさまざまな奉仕活動を行ったことでタイの人々の間で愛されていた王太后を称えて、1997年に開園しました。園内にはプリンセス・マザーが幼少期に育った質素な住まいが復元されてているほか、展示ホールには写真や思い出の品々が並べられています。
関帝廟
Somdet Chao Phraya Rd Alley 3, Thonburi, Bangkok
バンコク最古の中国寺院の一つ。プリンセス・マザー・メモリアル・パークに隣接して立つ、リバーフロントの小さな寺院です。中国福建省からの移民によって18世紀に創建。派手な色使いの龍や馬(ともに中国に伝わる強さの象徴)で飾り立てたパゴダ様式の塔が特徴です。屋内神殿には赤色と金色の精巧な内装が施され、中央には中国の忠義の武神「関羽」の3体の像が祀られています。地元の華僑は、ここで商売や不動産の幸運を関羽に祈っています。最も大きな関羽像に常に契約書や証書の写しが貼り付けられているのは、そのためです。
ワット・プラユラウォンサーワート・ウォラウィハーン / 24 Prajadhipok Rd, Wat Kanlaya, Thonburi, Bangkok / tourismthailand.org
グーワティン・イスラム・モスク / 56 Somdet Chao Phraya Road, Klong San Bangkok / bangkokriver.com
プリンセス・マザー・メモリアル・パーク / Somdet Chao Phraya Rd Alley 3, Khlong San, Bangkok / bangkokriver.com
関帝廟 / Somdet Chao Phraya Rd Alley 3, Thonburi, Bangkok / touristbangkok.com
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