キュレーター紹介 大沢さとり
華道の師範であり、茶道の茶名を取得し、香道も情熱を持って学んだ大沢さとりは、日本文化の伝統を追求し、維持することに生涯をかけて取り組んできました。フランス調香師協会会員である大沢氏は、2000年、自らのパフュームのアトリエショップ「パルファン サトリ」をオープン。日本の哲学や文化にインスパイアされたオリジナルの香りを作り上げています。
ザ・ペニンシュラ東京のカスタムフレグランスを作る機会を与えていただいたことに深く感謝しています。ホテルと同様に、私の作品は、洗練されたモダンなラグジュアリーと日本特有の時代を超えて受け継がれてきた伝統の両方に敬意を表しています。
フレグランスについて
レモン、スミレ、サンダルウッド
詳細&インスピレーション
トップノート:アオモジ、レモン、サイプレス、ヨモギ
ミドルノート:アヤメ、ジャスミン、スズラン、スミレ、パチョリ
ベースノート:シダーウッド、サンダルウッド、ムスク
アオモジ(別名クベバ、コショウ科)、レモン、サイプレスのトップノートを特徴としたこのフレグランスには、アヤメ、ジャスミン、スズラン、スミレのフローラルエッセンスが含まれています。さらにシダーとサンダルウッドのウッディなノートが、奥行きのある複雑な香りを演出。爽やかで清潔感がある、優雅なフレグランスの誕生です。
この香りが捉えるのは、客室の大きな窓から溢れる美しい自然光や、伝統的な和紙のぼんぼり提灯が放つ温かみのある微光など、ザ・ペニンシュラ東京でお客様が体験する趣のある採光や照明です。また、当ホテルに面する皇居外苑の静寂と調和、そして儚さを愛でる伝統的な日本の美学を思わせます。
「ザ・ペニンシュラ東京のお客様の気持ちが安らぐような心地よい雰囲気の演出に、このフレグランスがお役に立てば幸いです」と、フレグランスキュレーター、大沢さとりが話します。「これは、自然への愛という普遍的な感性と、日本ならではの特徴を併せ持つ香りです」
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